株式や投資信託などの投資に興味があります。
しかし、投資について何も学んでこなかったので、さっぱり分かりません…
大学生の投資について、一から教えてください!
このような悩めるあなたに向け、本記事では、現役大学生の「とうシカ」が、大学生の投資についてあらゆる視点から解説していきます!
また、投資に関するあらゆる悩みを取り上げたので、本記事を読めば、あなたが感じている悩みはなくなります!
では、読み進めていきましょう。
大学生の投資で気になるあれこれ
大学生の投資で気になることとしては、以下のようなことでしょう。
- そもそも大学生でもできるのか
- 投資をするのは危険ではないのか
- 大学生がしても儲かるのか
- メリット・デメリットは何か
- しない方がいい人はどんな人か
では、1つずつ解説していきますね。
そもそも大学生でもできるのか
「大学生でもできるのか」については、20歳を境にして若干異なってくるので、それぞれに分けて説明していきますね。
20歳未満の大学生は原則としてできますが、少し面倒です。
というのも、親の同意が必要で、親も口座を開設する必要があるから。
なので、僕としては、20歳になってから投資を始めるのをおすすめします。
一方で、20歳以上の大学生であれば、だれでもできます。
親の同意も、親の口座開設も必要ありません。
また、親にバレることもないですよ!
大学生で投資をするのは危険ではないのか
正しく行えば、全くもって危険ではありません。
その「正しく行う」というのは、以下のようなことです。
- 余剰資金で行うこと
- お金を借りてまでしないこと
- 目的をもって取引すること
- 自分で考えて取引すること
- 運任せにしないこと
- 長期的に運用すること
- 毎月積み立てて投資すること
- 分散して投資すること
これらを徹底しておけば、危険になることはありません。
詳しくは、大学生で投資をするのは危険?⇦正しく行えば危険ではありませんで語っているので、ぜひご覧ください。
大学生でも儲かるのか
絶対に儲かるわけではありませんが、儲かる可能性はあります。
実際に現役大学生である僕も、少しばかり儲かりました。
また、バイト以上に儲けることも可能です。
どれくらい儲かったかについては、大学生でも投資で儲かる可能性はある!ただ、絶対に儲かるわけではないで解説しているのでぜひご覧ください。
大学生が投資をやるメリット・デメリット
大学生が投資をやるメリットとしては、以下のことが挙げられます。
- 就活時の企業分析に役立つ
- お金に関する知識が増える
- 経済に詳しくなる
- 複利効果が最大限に活かせられる
- 将来お金に困らないようになる
特に、お金に関する知識が増えたことが一番のメリットでしたね。
一方のデメリットに関しては、以下のようになります。
- 学業に集中できなくなる場合がある
- 利益が少ししか得られない
やはり、大学生は資金力に乏しいので、得られる利益も小さいです。
そのことは頭に入れておくといいでしょう。
投資をしない方がいい人
投資をしない方がいい人というのは、以下のような人のことを言います。
- 一発逆転を狙いたい人
- とにかく早く稼ぎたい人
- 効率的に稼ぎたい人
- 収入をアップさせたい人
- 借金をしている人
- 投資の勉強をしたくない人
- 生活がキツキツな人
- 目先の利益にしか目がない人
- 一喜一憂してしまう人
これらに当てはまる場合は、投資を避けておいた方が無難です。
より詳しい内容については、【あなたも当てはまっていない?】投資をしない方がいい人9選!で述べられているので、ぜひご覧ください。
大学生が投資を”始める前”に気になるあれこれ
投資を”始める前”に気になることとしては、以下のようなことでしょう。
- いくらからできるのか
- 始めどきはいつか
- すべきことは何か
- どんな口座の種類があるか
では、それぞれ解説していきますね。
投資はいくらからできるのか
いくらからできるのかについては、それぞれの投資で異なります。
具体的には、以下の通りです。
- 株式:数万円から
- 単元未満株:数百円から
- 債券:1万円から
- 金・銀・プラチナ:1,000円から
- 投資信託:100円から
- FX:100円から
- 仮想通貨:1円から
このように、投資の種類によって金額に差はあるものの、大学生でも出せる金額であることが分かるかと思います。
なので、わざわざ大金を用意する必要はないですよ!
投資の始めどき
始めどきに関しては、できるだけ早く始めたほうがいいです。
というのも、考えている間にどんどん上昇していったり、暴落を待てど、いつまで経っても訪れないことがあるから。
その間に、早く始めた人との差がどんどんついていくんですよね。
また、先ほども述べたように、投資は少額からでもできるので、貯める必要はありません。
そのように始めどきを重視するよりも、売りどきを重視したほうがいいと僕は思いますね。
それでも気になる場合は、「積立投資」を行えばいいです。
そうすると、タイミングなんて気にならなくなりますよ!
投資を始める前にすべきこと
始める前にすべきこととしては、以下のことが挙げられます。
- 現状の把握
- どれくらいの金額を投資に充てられるか
- ゴールの設定
- どれくらいまでリスクをとれるか
- どの投資にするか
また、これらを投資を始める前にすることで、以下のようなメリットが得られます。
- 損する確率が圧倒的に減る
- 損した場合でも、うまく対処できる
- 精神的にラクになる
- 暴落した時でも、メンタルを保てる
- 結果的に、長期で運用できるようになる
このように、たくさんのメリットが得られるので、ぜひとも投資を始める前にやっておきましょう!
すべきことに関して詳しくは、【やらなきゃ絶対損!】投資を始める前にすべきこと5選をご覧ください。
覚えておきたい口座の種類
投資を始める前にぜひとも覚えておきたい口座は、以下の通りです。
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 特定口座(源泉徴収なし)
- 一般口座
- 非課税口座
言葉だけでは意味が分からないと思うので、それぞれ簡単に説明しておきますね。
- 特定口座(源泉徴収あり):確定申告を証券会社がすべて行ってくれる口座のこと
- 特定口座(源泉徴収なし):年間の損益通算をする必要はないが、確定申告の対象となっている場合は自分で行わないといけない口座のこと
- 一般口座:年間の損益通算から確定申告までをすべて自分で行わないといけない口座のこと
- 非課税口座:ある一定の投資額における税金が非課税となる口座のこと
証券会社の口座開設時にはこの中から選ぶことになるので、ぜひ覚えておきましょう!
詳しくは、証券会社の口座の種類には何があるの? それぞれおすすめする人も紹介!をご覧ください。
大学生が投資を”始める際”に気になるあれこれ
投資を”始める際”に気になることとしては、以下のようなことでしょう。
- どのようにして始めるのか
- どんな運用方法がおすすめなのか
- おすすめの投資は何か
- 利用しておきたい制度はあるか
- 注意しておきたい点は何か
では、それぞれ答えていきますね。
大学生の投資の始め方
投資は、以下のような流れで行っていきます。
投資というのは、SBI証券や楽天証券などの「証券会社」と呼ばれるところで行うので、まずはその証券会社を選ぶところから始まります。
また、それぞれの証券会社によって特徴が異なってくるので、よく吟味するのが重要ですよ。
証券会社を選び終えたら、実際にその証券会社の口座を開設していきます。
口座を開設するとは言っても、銀行口座を開設するときのように簡単で、なおかつインターネットで完結する証券会社も多いので、初心者でも難なく始められますよ。
開設した口座に入金しないと何も始まらないので、開設した後は入金していきます。
これについてもインターネットで簡単にできるので、初心者でも問題ありません。
もちろん、ATMなどからでも入金できます。
入金し終えた後は、どの投資にするか決めていきます。
株式投資や債券、投資信託などさまざまな投資がありますが、中でも投資信託・株式投資(1株取引)・FX(レバレッジなし)がおすすめ!
選び終えたら、実際に売買していきます。
これについてもインターネットから簡単にでき、ボタン1つで売買できる証券会社もあるので、心配する必要はないですよ!
より詳しい始め方については、大学生の投資の始め方を一挙公開!【これを読めばあなたも始められる】をご覧ください。
大学生におすすめの運用方法
おすすめの運用方法としては、「長期・積立・分散投資」がおすすめ!
また、長期・積立・分散投資とは、「長期投資」「積立投資」「分散投資」を合わせたもののことを言います。
- 長期投資:長い時間(10年や20年)をかけて運用していく投資方法のこと
- 積立投資:自分で決めたある一定の間隔(月〇万円など)で積み立てていく投資方法のこと
- 分散投資:1つの企業に集中させるのではなく、さまざまな企業に分散させる投資方法のこと
これら3つを合わせることで、リスクも抑えられ、なおかつ勝率も高くなるのです。
その根拠については、以下の図をご覧ください。
引用元:金融庁-長期・積立・分散投資とNISA制度
このように、途中で元本割れをしているものの、最終的には元本(緑色の部分)よりも多くなっていることが分かるかと思います。
ですので、大学生は「長期・積立・分散投資」で運用しておけば、間違いありません。
大学生におすすめの投資
おすすめの投資としては、以下の3種類が挙げられます。
- 投資信託
- 株式投資(1株取引)
- FX(レバレッジなし)
中でも大学生におすすめするのが、投資信託!
その理由は、以下の通りです。
- 100円から始められる
- 大学生でも利益を得やすい
- 学業やサークルと両立しやすい
- 分配金により不労所得が得られる
特に、大学生でも利益を得やすいことが一番の理由ですね。
実際に僕自身、投資信託を運用していますが、ほとんど何もせず利益を出せています。
このことから投資信託を始めようと思った方は、【初心者におすすめ】投資信託の始め方を一から徹底解説をご覧ください。
また、おすすめの投資について詳しくは、大学生におすすめの投資は何?現役大学生かつ投資家が紹介をご覧ください。
投資をするならぜひとも利用しておきたい制度
投資で得た利益には、税金がかかります。
しかし、その税金がかからなくなる制度があります。
それが「非課税制度」です。
また、その非課税制度には4種類があるので、合わせて覚えておきましょう。
- NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
- 新NISA
これらの非課税制度は投資をする人にとってとてもありがたい制度なので、投資を行う際はぜひとも利用しておきましょう。
非課税制度について詳しくは、【絶対使っておけ!】非課税制度とは? 注意点から利用方法までも紹介!をご覧ください。
大学生が投資をする際に注意しておきたい点
投資をする際に注意しておきたい点は、以下の通りです。
- 確定申告をしなければいけない場合には、きちんと確定申告をする
- 確定申告をする場合には、親の扶養から外れてしまう
- 学業の妨げにならないようにする
- 「100%儲かる」という言葉に惑わされない
- お金を借りてまでしない
特に注意しておきたいことは、お金を借りてまでしないということ。
投資というのはリスクがつきものなので、万が一大暴落してしまったら、借りたお金を返せなくなってしまう恐れがあります。
それでは信用を失いますし、自分の生活を苦しめることにもなりかねません。
なので、お金を借りてまでするのではなく、あくまでも自分のお金で行うようにしましょう。
大学生が投資を”始めた後”に気になるあれこれ
投資を”始めた後”に気になることとしては、以下のようなことでしょう。
- 税金はどうすればいいか
- 勉強はどうやってしていけばいいか
- おすすめの本は何か
では、1つずつ説明していきますね。
気になる税金問題
投資となると、どうしても税金(住民税や所得税)が絡んできます。
しかし、以下のような場合には、税金がかかりません。
- バイトをしておらず、1年間に投資で得た利益が約45万円(住民税のボーダーライン)を超えていない場合
- バイトをしていて、1年間のバイトの収益から55万円を引いた金額と、投資で得た利益の合計が約45万円を超えていない場合
- 非課税制度を利用する場合
ほかにも、税金はかかるが確定申告をしなくていい場合もあるので、詳しくは【大学生向け】投資にはどんな税金がかかるの?をご覧ください。
投資の勉強方法
投資の勉強方法としては、以下のもので学べばオッケイ!
- 本
- YouTube
- ウェブサイト
本はお金がかかっても数千円ですし、YouTubeやウェブサイトはそもそもお金がかかりません。
それでも、投資に関する知識がほぼほぼ身につくんですよね。
実際に、僕もこれらで学び、こうしてブログで発信するようになるまで知識が身につきました。
とは言うものの、どれを参考にすればいいか分からないと思うので、まずはこれから投資の勉強をする大学生におすすめする本・YouTube・サイト9選をご覧ください。
まずは本から学ぼう
先ほど、「本・YouTube・ウェブサイトで学べばいい」と言いましたが、まずは本から学ぶのがおすすめ!
というのも、以下のような理由があるからです。
- 1冊で幅広い知識が身につく
- 情報が網羅されている
- 後で読み返しやすい
- 信憑性が高い
- YouTubeの動画がスムーズに聞き流せるようになる
また、これから投資について学ぶあなたにおすすめするのは、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」という本です。
この本は、お金の増やし方から投資の始め方まで幅広く、そして分かりやすく書かれていたので、ド素人の僕でも難なく理解できたんですよね。
また、この本を先に読んでおいたおかげで、危険な道に歩む可能性もなくなり、ほんとよかったです。
なので、これから投資を勉強する人にとてもおすすめですよ!
さらに、最近ではマンガ版も出版されたので、気軽に読みたい方は以下の本もおすすめ!
大学生の投資まとめ
さて、本記事では、大学生の投資のあれこれについてさまざまな視点から語っていきました。
内容が多く、なかなか覚えきれなかったと思うので、もう一度おさらいしておきましょう。
- 大学生でもできるが、20歳未満の場合は、親の同意が必要だったり、親も証券会社の口座を開設しないといけなかったりするので面倒
- 大学生からの投資は、正しく行えば危険ではない
- 大学生でも儲かる可能性はあるが、必ず儲かるわけではない
- 大学生が投資をやるメリットは、お金に関する知識が増えたり、将来お金に困らないようになったりすることが挙げられる
- 一方のデメリットは、学業に集中できなくなる場合があったり、得られる利益が少額であることが挙げられる
- 一発逆転を狙いたい人や、とにかく早く利益を得たい人は、しない方がいい
- 投資は1円や100円、1,000円からでも可能で、大学生でも簡単に始められる
- 始めどきに関しては、できるだけ早く始めたほうがいい
- 投資を始める前に、現状を把握したり、ゴールを設定することが大事
- 覚えておきたい口座の種類として、「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」「非課税口座」がある
- 投資を始めるには、まず、証券会社の口座を開設するところから始まる
- おすすめの運用方法としては、「長期投資」「積立投資」「分散投資」がある
- おすすめの投資は、「投資信託」「株式投資(1株取引)」「FX(レバレッジなし)」
- 投資をするなら、非課税制度を利用する
- 詐欺や確定申告に注意する
- 投資となると税金が絡んでくるが、全員がかかるわけではない
- 投資の勉強は、「本」「YouTube」「ウェブサイト」を利用すればよい
- まずは本から学ぶのがおすすめ
なお、本ブログ「とうシカブログ」では、大学生向けに資産形成、投資、副業などのお金に関するさまざまなことを発信しています。
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