「S&P500は放置していても問題ない」ってよく聞くけど、本当にそれで儲かるの?
それが気になって、なかなか手に出せないんだよね~…
実際に放置してみた結果を教えて!
「放置していても問題ない」と聞き、「そんなにおいしい話はあるのか?」って思いますよね。
また、いかにも怪しい匂いがプンプンするかと思います。
実際に、僕も最初の頃はそう思っていました。
しかし、実際に放置してみると、これはこれは資産が増えていったのです。
そこで、本記事では、その増えた具体的な割合やS&P500についてたくさん語っていきます!
ぜひ最後までご覧ください。
- 実際に1年間放置してみた結果
- そもそもS&P500とは何なのか
- 一極集中するのはどうなのか
- 購入するなら「一括投資」と「積立投資」のどちらが良いのか
- S&P500に投資する適切なタイミング
- S&P500を購入するのにおすすめの証券会社
- S&P500の買い方
S&P500を1年間放置してみた結果
2021/4/14に2,000円分のS&P500を購入し、そこから1年間ほったらかしてみました。
すると、以下のようになりました。
このように、1年経った現在では約+24.9%となっており、儲かっています。
これは、もし1000万円を投資していたら、249万円が何もせずにもらえていたということになるんですよね。(税金は考慮していません)
やはりS&P500は強いです。
放置していても、問題なく増えてくれました。
ですから、あなたも儲かる可能性は大いにありますよ!
ただし、”絶対”ではないので注意してください。
そもそもS&P500とは
S&P500とは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場している代表的な500銘柄を時価総額で加重平均したものです。
ですから、S&P500に連動している投資信託やETFを購入すれば、その500銘柄に一気にまとめて投資をしていることになります。
また、S&P500に連動した投資信託の1つである「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」の上位10銘柄とその比率については、以下の表をご覧ください。
銘柄 | 比率 | |
1 | マイクロソフト(MSFT) | 6.0% |
2 | アップル(AAPL) | 5.9% |
3 | アマゾン(AMZN) | 3.7% |
4 | アルファベット Class A(GOOGL) | 2.2% |
5 | テスラ(TSLA) | 2.2% |
6 | アルファベット Class B(GOOG) | 2.0% |
7 | メタ(FB) | 1.9% |
8 | エヌビディア(NVDA) | 1.5% |
9 | バークシャーハサウェイ(BRKB) | 1.3% |
10 | JPモルガンチェース(JPM) | 1.3% |
このように、よく知られている企業が上位に君臨しているかと思います。
また、チャートとしては以下の通りです。
このように、年々上昇していることが分かるかと思いますが、これが多くの投資家に選ばれている理由の一つです。
S&P500に一極集中してもいい?
個人的な意見としては、S&P500に一極集中するのはよくありません。
というのも、”アメリカ”という1つの国だけに投資していることになるから。
これでは、まだまだ分散しきれていません。
可能性は低いですが、もしアメリカの経済が衰退してしまうと、一気にパーになってしまうんですよね。
ですから、S&P500以外にも「全世界株式」や「新興国株式」も加えて投資しておくのがおすすめです。
S&P500を放置するなら一括投資?それとも積立投資?
まとまったお金があるなら「一括投資」がおすすめ!
というのも、今後もそうだとは限りませんが、S&P500は年々上昇しているからです。
そこで少しずつ購入していると、機会損失となってしまうんですよね。
一方で、まとまったお金がない場合や、投資未経験者の場合は「積立投資」でコツコツと積み立てていくのをおすすめします。
一括で購入してしまうと値動きが大きくなり、マイナスとなってしまうこともよくあります。
そして投資未経験者だと、そのマイナスが耐えられなくて売ってしまうんですよね。
ですから、まとまったお金があったとしても、投資未経験者は「積立投資」をするのがいいです。
また、投資の経験を積む上でも「積立投資」にしておくのがおすすめ!
S&P500はいつ購入するのが良い?
いつ購入すればいいかについては、「購入してみよう」と思ったタイミングです。
というのも、一般人が的確なタイミングをつかむのは難しいから。
また、S&P500は長期的に見ればいつ購入しても上昇しています。
なおかつ、早ければ早いほど、複利の効果も見込めるんですよね。
ですから、始めようと思ったタイミングでS&P500を購入してみてください。
S&P500を購入するのにおすすめの証券会社
S&P500を購入するのであれば、以下の証券会社がおすすめ!
というのも、他の証券会社よりも以下の点で優れているからです。
- NISA制度が使える
- 連動銘柄が多い
- ポイントの還元率が高い
では、それぞれの証券会社について簡単に説明していきますね。
楽天証券
S&P500連動銘柄数 | 7つ |
入金手数料 | 銀行振込入金:各銀行の振込手数料 リアルタイム入金:0円 マネーブリッジらくらく入金:0円 |
出金手数料 | 0円 |
購入時ポイント付与 | 楽天カードのクレジット決済で投資信託を積み立てると、 100円につき1ポイントが付与(詳しくは、こちらから) |
保有時ポイント付与 | 月末時点の保有している投資信託の基準残高が はじめて10万円に達すると、10ポイントが付与 以後、30万円、50万円、・・・に応じてポイントが付与(詳しくは、こちらから) |
スマホの方は右にスライドできます。
楽天証券で購入できるS&P500に連動している銘柄は7つです。
また、ポイントは購入時だけでなく保有している際にももらえますが、ずっともらえるというわけではなく、初めて到達した時にだけもらえます。
その点が少しネックですね。
- 楽天ポイントが貯まっている人
- 楽天経済圏を利用している人
SBI証券
S&P500連動銘柄数 | 9つ |
入金手数料 | 銀行振込入金:各銀行の振込手数料 即時入金:0円 リアルタイム入金:0円 振替入金:0円 |
出金手数料 | 0円 |
購入時ポイント付与 | 三井住友カードのクレジット決済で投資信託を積み立てると、 積立額に応じて0.5%、1.0%、2.0%分のポイントが付与(詳しくは、こちらから) |
保有時ポイント付与 | 投資信託の月間平均保有金額が1,000万円未満の場合、 通常銘柄で年率0.10%分、SBIプレミアムチョイス銘柄で年率0.15%分の ポイントが付与(詳しくは、こちらから) |
スマホの方は右にスライドできます。
SBI証券で購入できるS&P500に連動している銘柄は9つです。
楽天証券とは異なり、保有している限りポイントがもらえます。
その点がメリットですね。
- 「Tポイント」「dポイント」「Pontaポイント」が貯まっている人
- お金をかけずにすぐに始めたい人(口座開設時に100ポイントがもらえるため)
S&P500の買い方
本記事では、楽天証券とSBI証券での買い方を見ていきます。
では、それぞれ説明していきますね。
楽天証券の場合
楽天証券では、以下の流れで購入します。
- 投資信託のカテゴリを選択
- 投信スーパーサーチで『S&P500』と検索
- 銘柄を選定
- 購入方法の選択
- 買付金額を設定
- 購入
では、それぞれ画像付きで見ていきましょう。
まず、楽天証券にログインし、上部にあるカテゴリの「投資信託」を選択します。
そして「投信スーパーサーチ」を押すとこのような画面にアクセスすると思うので、検索窓に『S&P500』と入力し、検索してください。
すると、S&P500に連動した投資信託が出てくるので、気になったものを選択します。
今回は一番上にある「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」で説明していきますね。
続いて、選定した銘柄をどのように購入するか決めます。
- 一括投資や積立投資をしない場合、NISAを利用したい場合:「スポット購入」を選択
- 一定の額を積み立てていきたい場合:「積立注文」を選択
- つみたてNISAを利用したい場合:「つみたてNISAで注文の方はこちらの方の積立注文」を選択
ここでは「スポット購入」を選択した場合で説明していきます。
では実際に、四角く囲った部分に買付する金額を入力してください。
NISAを利用したい場合は、「口座区分」にある「NISA」を選択します。
※つみたてNISAの口座を開設している方は選択できません。
誤りがないかを再度確認すれば、S&P500の購入は完了です。
詳しい買い方については、楽天証券でのS&P500の買い方とは?をご覧ください。
SBI証券の場合
SBI証券についても、楽天証券と同じような流れで購入していきます。
- 投信のカテゴリを選択
- 銘柄検索・取扱一覧で『S&P500』と検索
- 銘柄を選定
- 購入方法の選択
- 買付金額を設定
- 購入
では、それぞれ画像付きで説明していきますね。
SBI証券にログインしたら、上のカテゴリにある「投信」を選択します。
続いて「銘柄検索・取扱一覧」を選択するとこのような画面が表示されると思うので、検索窓に『S&P500』と入力し、検索します。
するとS&P500に関連した銘柄が並びますが、これらの中から選びます。
「レバレッジ」や「ブル」が付いている銘柄は、通常よりも倍に値動きするので注意してください。
続いて、どのように購入するかの購入方法を選択していきます。
- 一括投資やNISAを利用したい場合:「金額買付」か「口数買付」を選択する
- 積み立てて購入していきたい場合:「積立買付」を選択する
- つみたてNISAを利用したい場合:「つみたてNISA買付」を選択する
ここでは「金額買付」を選択した場合で説明していきます。
実際に、矢印の部分に買付する金額を入力してください。
再度確認し、誤りがなければ購入完了です。
S&P500を少額で購入するならNISA制度を利用しよう
年間の投資額が120万円を超えない場合や、毎月の積立額が3万3333円を超えないようであれば、NISA制度を利用しておくのがおすすめ!
というのも、ムダな税金を払わなくて済むようになるから。
それでもって、投資で得たせっかくの利益が減ることがなくなるんですよね。
ですので、少額で購入する場合は、ぜひとも利用しておいてください。
詳しい利用方法や注意点については、【絶対使っておけ!】非課税制度とは? 注意点から利用方法までも紹介!で解説しているので、ぜひご覧ください。
まとめ:S&P500は放置しても儲かる!
さて、本記事では、「S&P500を放置しても儲かるのか?」について実体験を元に説明していきました!
あらためて、本記事で述べた内容を確認しておきましょう。
- ”必ず”というわけではないが、S&P500は放置しても儲かる
- そもそもS&P500とは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場している代表的な500銘柄を時価総額で加重平均したものである
- アメリカに一極集中していることになるため、S&P500に一極集中するのはよくない
- S&P500を購入するなら、まとまったお金があれば「一括投資」、まとまったお金がない場合や投資未経験者の場合は「積立投資」がおすすめ
- S&P500は年々上昇していることから、購入してみようと思ったタイミングで購入するのが良い
- S&P500を購入するなら、他の証券会社よりもNISA制度が使える銘柄が多かったり、ポイントの還元率が高かったりすることから、「楽天証券」や「SBI証券」がおすすめ
- S&P500を少額で購入するのであれば、「NISA制度」を利用しておくのがおすすめ
このように、全員に言えるわけではありませんが、S&P500は放置していても問題なく増えてくれるということでした。
ですから、S&P500は投資の経験やスキルがなくても問題ありません。
ぜひ、投資先の1つとして考えてみてください。
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