不労所得という言葉が最近気になっています。
はたして、投資信託では得られるんでしょうか?また、得るにはどうしたらいいですか?
何も分からないので、教えてください!
そのような悩みを解決すべく、本記事では、投資信託で不労所得を得る方法を詳しく解説していきます!
ざっくり言うと、不労所得を得るには、投資信託を購入して放置するだけです。
タイトルにも書きましたが、ほんと誰でもできるので、ぜひ最後までご覧ください。
投資信託での不労所得は分配金となる
投資信託の不労所得と言うと、分配金となります。
この分配金を得ることで、投資信託で不労所得を得たことになります。
投資信託で不労所得を得る方法
さて、投資信託で不労所得を得る方法ですが、ざっくり言えば「投資信託を購入して放置する」ただそれだけです。
売買したりする必要はありません。
完全にほったらかしでオッケイ!
これだけ言われても得られないと思うので、詳しく説明していきますね。
1.投資信託を購入する
現金として毎月や毎年受け取りたい場合は「分配金あり」、解約する際にまとめて受け取りたい場合は「分配金なし」の銘柄を購入します。
※画像をタップすると拡大できます。
「分配金なし」の銘柄は、不労所得(分配金)自体は運用資金に組み込まれており、再投資しているかたちになっています。
「満期になるか解約することで初めて受け取れる」って感じですね。
また、「分配金なし」の平均リターンは4%ほどなので、元本を減らさず毎年4%を引き出せる可能性もあります。
購入は100円からでもオッケイ!
ただし、基準価額(投資信託における株価のようなもの)が高ければ不労所得の額が小数点以下となってしまう可能性があります。
また、早く得たい場合は、決算日の前営業日に約定となるように購入するといいですよ!
- 国内資産を投資対象としている投資信託:申込日当日に約定→決算日の前営業日までに購入
- 海外資産を投資対象としている投資信託:申込日の翌営業日に約定→決算日の前々営業日までに購入
さらに、「分配金あり」には「受取型」と「再投資型」がありますが、実際に不労所得(分配金)を受け取りたい場合は「受取型」を選択します。
この選択は、基本的に購入画面でできます。
2.放置する
購入した後は、放置です。
すると、「分配金あり」で「受取型」にしておけば、保有口数に応じて決算日の5営業日後に不労所得(分配金)が受け取れます。
「分配金なし」の場合は、先ほども言ったように切り崩す作業が必要なので、ちょっとした手間はかかりますね。
投資信託での不労所得はいくらもらえる?
不労所得(分配金)の額については、各銘柄の目論見書等に書いてあります。
具体的には、1万口に対して数十円~数百円程度もらえる銘柄が多いですね。
「分配金なし」の銘柄については、先ほども言ったように年率4%相当が得られる可能性が高いです。
ただし、あくまでも可能性ということに注意しておきましょう。
投資信託で不労所得を得るなら利用しておくべき制度
投資信託で不労所得を得る際は、非課税制度である「NISA」もしくは「つみたてNISA」を利用しておいてください。
そうすると、以下の条件の下で税金がかからなくなります。
- NISA:年間120万円までの投資額で最大5年間
- つみたてNISA:年間40万円までの投資額で最大20年間
ちなみに、投資信託において税金がかかってくるのは、以下のような場合です。
- 分配金あり:「受取型」や「再投資型」に関係なく、不労所得(分配金)を受け取った時点で税金が発生する
- 分配金なし:解約したり引き出したりさえしなければ税金は発生しない
このような税金がかかる場合でも、「NISA」か「つみたてNISA」を利用しておけばかかりません。
なので、ぜひとも利用しておきましょう。
ただし、不労所得(分配金)を得ることで、年間の投資可能額を超えてしまえば、その分の税金がかかります。
詳しくは、【絶対使っておけ!】非課税制度とは? 注意点から利用方法までも紹介!をご覧ください。
投資信託で不労所得を得るのにおすすめの証券会社
さて、投資信託は証券会社で購入することになりますが、以下の2つから選んでおくのがおすすめ!
これらをおすすめする理由としては、以下の通りです。
- 投資信託の銘柄が多い(分配金がもらえる銘柄が多い)
- 購入時の手数料が無料
- NISAやつみたてNISAを使える銘柄が多い
他の証券会社では、分配金がもらえる投資信託がそもそも無かったり、NISAやつみたてNISAを使えなかったりするんですよね。
その点で言えば、SBI証券と楽天証券はともに完備しているので非常におすすめできます!
もちろん、1つだけという決まりはないので、2つとも開設するのでもいいですよ。
投資信託で月10万円の不労所得を得る方法
投資信託で不労所得を得られるのは分かったけど、できればたくさんの不労所得を得たいですよね。
そこで、ここでは月10万円の不労所得を得る方法を紹介していきます。
その方法とは以下の通りです。
- いつまでに得たいのかを決める
- 毎月の積立額を算出
- コツコツ積み立てる
では、それぞれ詳しく解説していきますね。
1.いつまでに得たいのかを決める
まず、いつまでに月10万円の不労所得を得られるようになっておきたいかを決めてください。
というのも、それによって積み立てる金額も異なってくるからです。
なお、長めに設定しておくのをおすすめしますよ!
2.毎月の積立額を算出
「分配金なし」の投資信託は、4%分を切り崩していけば元本が減りにくいということでした。
となると、月10万円の不労所得を得るには、税金分(20.315%)を考慮して、約3,765万円が必要となります。
次に、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」というものを使い、毎月の積立額を算出していきます。
たとえば20年後に月10万円の不労所得を得ようとなると、このように毎月約10万円を積み立てていく必要があります。
ここでもし積み立てる金額が高いようであれば、積み立てる期間を長くし、うまく調整していきましょう!
3.コツコツ積み立てる
あとは決めた期間まで、ひたすら算出した金額分の投資信託を毎月購入していくのみ。
注意点として、途中で引き出さないようにしてください。
そうでないと、不労所得が得られる期間が延びてしまいます。
投資信託で不労所得を得る際の注意点
最後に、注意点について紹介していきます。
その注意点とは、以下の2点です。
- 分配金には、元本から引き出しているものがある
- 永遠にもらえるわけではない
では、それぞれ見ていきましょう。
分配金には、元本から引き出しているものがある
分配金の中には、分配金を元本から引き出している『元本払戻金』というものがあります。
ちなみに、分配金支払い後の基準価額が、購入したときの基準価額よりも下回ったときに発生します。
そのことを知らずに分配金を使っていると、いつの間にか元本が少なくなっている事態が発生するので、受け取る際は注意しておきましょう。
もし元本が減るのがイヤな人は、「分配金なし」のものを選ぶか、元本から引き出されることのない株式の配当金をやるといいですよ!
永遠にもらえるわけではない
運用成績が悪いと不労所得(分配金)の額が減ったり、廃止してしまう可能性があります。
また、その投資信託自体が無くなってしまう可能性もあります。
購入したからと言って一生もらえるわけではないので、注意しておきましょう。
まとめ:投資信託で不労所得を獲得しよう!
さて、本記事では、投資信託で不労所得を得る方法を詳しく解説していきました!
本記事で述べた内容を、再度確認しておきましょう。
このように、投資信託で不労所得を得るには、投資信託を購入し、放置するだけでいいということでした。
ほんとうに簡単なので、あなたもぜひ投資信託で不労所得をゲットしてみてください!