米国株が気になっています。
でも、大学生がやっても儲かるの?
そもそも大学生がやるのはどうなの?
まったくの初心者だから教えてほしいです!
そのような疑問に、実際に米国株投資をしている現役大学生の「@とうシカ」が答えていきます!
- 大学生がやってみた結果
- 大学生が米国株投資をするメリット・デメリット
- 米国株投資に向いている大学生
- 米国株投資の始め方
結論から言うと、大学生でもうまくいけばちゃんと儲かりますし、やるのは全然アリです。
むしろおすすめできますね。
また、本記事を読めば大学生の米国株投資に関する幅広い知識が得られるので、ぜひ最後までご覧ください。
大学生でも米国株投資はできるのか
大学生でも米国株投資はできます!
未成年であってもです。
ただ、未成年の場合は親の同意が必要だったり、親も口座開設しないといけなかったりします。
4月からは成人年齢が引き下げられるので、それらの必要がなくなる可能性もありますね。
その点については随時チェックしておきましょう。
大学生が米国株投資をやってみた結果
始めて1ヶ月も経っていませんが、少しばかりプラスになっています。
少し高めにリスクを取って、コインベースに投資していますね。
そのほかは定番の銘柄。
同じ銘柄を買うだけで儲かるわけではありませんが、大学生でも利益は得られるということは覚えておいてほしいです。
大学生が米国株投資をするメリット・デメリット
さて、大学生が米国株投資をするメリットとデメリットとしては、以下のようになります。
1つずつ説明していきますね。
メリット①:成長性が高く、大学生でも利益を得やすい
米国株は成長しているものが多く、その成長率も高いです。
なので、大学生でも利益を得られる可能性は高いですよ!
メリット②:英語力がUPする
実際に投資をすると分かりますが、損したくないという気持ちが働き、自然と投資先の企業の情報を得ようとするようになります。
アメリカの企業の情報というのは基本英語で書かれているので、自然と英語力が身についていくんですよね。
また、トレンドの発端はアメリカであることが多く、今後のトレンドをいち早くつかみやすくもなるので、おすすめですよ!
メリット③:夜間でも取引が可能で、日中忙しくても問題ない
日本と米国には時差があり、日本時間の夜中(23:30)にちょうどアメリカの市場がオープンします。
なので、日中勉強やサークル、バイト等で忙しくても、問題ありません。
一方の国内株は15時に閉まってしまうので、夜中となると予約注文となってしまいます。
デメリット①:ややハイリスク
米国株はリターンは大きいものの、その分のリスクもあります。
また、国内株は1日に変動できる額が決まっていますが、米国株は決まっていないので、思わぬ暴落もあります。
その点としてはデメリットですね。
デメリット②:手数料がかさんでしまう
米国株の取引は米国の取引所を介しているので、その分の手間賃がかかってしまいます。
それに加え、日本円をドルに換えるときのコストもかかってきます。
少額で投資をすることが大半な大学生にとっては痛い出費となりますね。
米国株投資に向いている大学生
米国株投資に向いている大学生としては、以下のような人が挙げられます。
- 高い利益を得たい人
- 安定した不労所得を得たい人
- 多少のリスクも許容できる人
では、それぞれ説明していきますね。
その1:高い利益を得たい人
先ほども言ったように、米国株は成長性が高く、高い利益を得やすいです。
なので、高い利益を得たい大学生にはうってつけ!
ただ、その分のリスクがあることは覚えておきましょう。
その2:安定した不労所得を得たい人
米国株では、年に3~4回の配当金が得られます。
しかも、配当利回りが高いんですよね。
なので、安定した不労所得を得たい大学生にはピッタリですよ!
その3:多少のリスクも許容できる人
先ほども言ったように、国内株と比べると、米国株はややハイリスク・ハイリターンです。
なので、できるだけ損を抑えたいという大学生には、正直向いていません。
そこで多少のリスクを許容できる大学生こそが向いていますね。
米国株はいくらから購入できる?
米国株は1株から購入できます。
具体的には、以下の値段から購入することができます。
- アップル:1株当たりの値段は約170ドル。日本円にすると約1万8700円から(1ドル110円換算)
- アマゾン:1株当たりの値段は約3,150ドル。日本円にすると約34万6500円から(1ドル110円換算)
- マイクロソフト:1株当たりの値段は約300ドル。日本円にすると約3万3000円から(1ドル110円換算)
ただ、これらの購入金額は時間帯や銘柄によって異なってくるので、注意しておきましょう。
PayPay証券なら1,000から購入できる!
先ほど「1株から購入できる」と言いましたが、PayPay証券という証券会社であれば、どんな銘柄も1,000円から購入することができます。
先ほどのアップル・アマゾン・マイクロソフトもすべて1,000円です。
資金のない大学生にはピッタリなので、気になった方は公式サイトをご覧ください。
米国株の買い方
米国株を買うには、以下のような手順で行っていきます。
- どの証券会社にするか決める
- 決めた証券会社の口座を開設
- 開設した口座に入金
- 銘柄を選択
- 購入
では、1つずつ分けて説明していきますね。
ステップ1:どの証券会社にするか決める
米国株の売買は証券会社で行うので、まずはどれにするか決めるところから始まります。
実際に米国株に投資できるのは、以下の7つの証券会社ですね。
なかなか決めきれないと思いますが、後でおすすめの証券会社を紹介しているので、安心してください。
ステップ2:決めた証券会社の口座を開設
証券会社を決めることができたら、その証券会社の口座を開設していきます。
その際に本人確認書類の提出が求められますが、運転免許証かマイナンバーカードがあれば十分事足りますし、親にバレることもありません。
また、ネットで完結するところが多いですね。
ステップ3:開設した口座に入金
開設ができたら、その口座に入金していきます。
どの証券会社も以下の2つの入金方法がありますね。
- インターネット上で完結する「リアルタイム入金」
- 銀行の窓口やATMなどから入金する「振込入金」
「リアルタイム入金」については、提携している金融機関が証券会社によって異なるので、あらかじめチェックしておきましょう!
ステップ4:銘柄を選択
入金したら、実際に銘柄を選択していきます。
始めの頃はなじみのある銘柄を選ぶといいですよ!
また、おすすめの銘柄についてもあとで紹介しているので、ご安心ください。
ステップ5:購入
銘柄を決めたら、いよいよ購入です。
ボタン1つで買えるところも多いので、安心してください。
購入することができたら、あなたも立派な株主です。
大学生が米国株投資をするのにおすすめの証券会社
大学生におすすめなのは、以下の証券会社です。
PayPay証券
国内株銘柄数 | 160銘柄 |
米国株銘柄数 | 147銘柄 |
入金手数料 | 通常振込:各銀行の振込手数料 おいたまま買付:2万円未満なら110円、2万円以上は無料 |
出金手数料 | 3万円未満:110円(みずほ銀行宛)、275円(それ以外) 3万円以上:220円(みずほ銀行宛)、385円(それ以外) |
取引手数料(米国株) | 23:30~翌6:00:0.5% 上記以外:0.7% |
取引時間(米国株) | 原則24時間いつでも |
大学生にはやはりPayPay証券がおすすめですね。
というのも、1,000円から購入できるから。
これに尽きます。
1株から購入できる証券会社はたくさんありますが、1,000円から購入できるのはこのPayPay証券しかないんですよね。
また、1,000円ですから、たくさんの銘柄に投資でき、分散投資もしやすいです。
それでもってリスクも抑えられるので、なおおすすめできるんですよね。
ただ、147銘柄と米国株の銘柄が少ない点が少しネックです。
大学生におすすめの米国株
大学生であれば、以下の米国株がおすすめ!
- コカ・コーラ(KO)
- アップル(AAPL)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
ちなみに、これらはすべてPayPay証券で購入できます。
では、それぞれの銘柄について簡単に説明していきますね。
①コカ・コーラ(KO)
コカ・コーラは、連続増配株と言って、58年連続で配当金の額を増やしている企業です。
今後も増配していくとは限りませんが、増配していく可能性は高いでしょう。
また、株価は約60ドル(日本円で約6,600円)と、1株にしやすい銘柄ですね。
②アップル(AAPL)
スティーブ・ジョブズやiPhoneでもおなじみのアップル社。
連続増配株ではないものの、株価が急激に伸びています。
また、GAFAMの中の1つでも有名ですね。
今後はARグラスやVRゴーグルが登場するなどと噂されており、今注目の銘柄です。
③ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
医療およびヘルスケアの企業で、絆創膏やボディークリームなどの一般向けの製品のみならず、企業向けの医療機器も提供しています。
また、コカ・コーラと同じように、59年間も増配しています。
医療というのは常に発展し続けているので、医療分野の株は1つは持っておいてほしいですね。
米国株投資における税金
米国株投資では、以下の割合の税金が課せられます。
- 売却益に対する税金:20.315%分
- 配当金に対する税金:米国の10%と国内の20.315%分
原則として確定申告が必要ですが、『源泉徴収ありの特定口座』を開設しておけば確定申告の必要はありません。
ただ、そもそも税金がかからない場合はムダに税金が取られることになるので、その場合は『一般口座』を開設するのがおすすめ!
また、以下のような場合には『源泉徴収ありの特定口座』であっても確定申告の必要があります。
- 外国税額控除を受けたい場合
- 損益通算を行いたい場合
- 繰越控除制度を利用したい場合
『源泉徴収ありの特定口座』や『一般口座』については、証券会社の口座の種類には何があるの? それぞれおすすめする人も紹介!をご覧ください。
大学生が米国株投資をする際の注意点
米国株投資をする際は、以下のことに注意しておきましょう。
- 米国株だからといって、必ず値上がりするわけではない
- のめり込みすぎて、授業に支障をきたさないようにする
では、それぞれ説明してきますね。
米国株だからといって、必ず値上がりするわけではない
成長しているからと言って、今後の値上がりを保障するものではありません。
今後アメリカのような急激に発展する国が登場し、アメリカが潰されるかもしれません。
未来のことは誰にも分からないんですよね。
また、投資の世界では”絶対”はありえないので、そこはきちんと注意しておきましょう。
のめり込みすぎて、授業に支障をきたさないようにする
投資だからこそ、株価がどうしても気になってしまいます。
上がった時はうれしいですし、下がった時はかなしいです。
そればかりが気になって、授業をおろそかにしないようにしてください。
あくまでも勉強第一!
まとめ:米国株投資を始めてみよう!
さて、本記事では、大学生の米国株投資に関するあれこれについてたくさん語っていきました!
あらためて、内容をおさらいしておきましょう。
- 米国株投資は大学生でもできるが、未成年の場合は親の同意が必要だったり、親も口座開設する必要があったりする
- 大学生が米国株投資をするメリットとしては、利益を得やすかったり、英語力がUPすることが挙げられる
- 一方のデメリットとしては、ややハイリスクであったり、手数料がかさんでしまうことが挙げられる
- 米国株投資に向いているのは、高い利益を得たり、多少のリスクを許容できる大学生
- 米国株は1株から購入できるが、PayPay証券を使えばどんな銘柄も1,000円から購入できる
- 米国株投資を始めるには、証券会社の口座開設をしないといけない
- おすすめの証券会社としては、PayPay証券
- おすすめの米国株としては、「コカ・コーラ」「アップル」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」
- 配当金にだけプラスしてアメリカの税率が課せられる
- 米国株だからといって、必ず値上がりするわけではないことに注意する
米国は今後もかなり発展していくと考えられるので、米国株に投資をするのは非常におすすめです。
また、手軽に始められますから、投資が初めての大学生でも安心して取引ができますよ!
気になる大学生は、ぜひ始めてみてください。