株式で不労所得を得るには?その方法を分かりやすく解説

悩める人
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株式で不労所得を得たいです。
また、不労所得で生活してみたいです。

でも、どうすればいいですか?
何も分からないから教えてください!

そのような悩みを解決すべく、実際に株式で不労所得を得ている僕が、株式で不労所得を得る方法について分かりやすく解説していきます!

結論から言うと、株式で不労所得を得るには、基本的には株を購入し、保有しておくだけでオッケイです。

書類を作成したり、申請したりするなどの面倒な手続きは必要ありません。

ほんと誰でもできるので、ぜひ最後までご覧いただき、その方法を身につけていってください!

株式で不労所得を得る方法

株式で不労所得を得るには、「配当金」というものと「株主優待」というものを利用します

では、それぞれについて説明していきます。

配当金を利用する

「配当」とは会社が得た利益の一部を株主に還元することを言いますが、「配当金」とはその時に株主が受け取るお金のことを言います。

その配当金は、株式を保有しておくだけで国内株なら年に1~2回、米国株なら年に3~4回得ることができます

平均的な年率としては2~3%ほどですね。
以下に有名な企業の配当金を示したので、ご覧ください。

配当金額(1株あたり)配当利回り株価
トヨタ自動車255円約11.6%約2,200円
ソフトバンク86円約5.97%約1,440円
ソニー60円約0.48%約12,500円
※スマホの方は右にスライドできます。

注意点として、表に書いてある配当金の額は毎回一定というわけではありません

減ったり増えたり、時には無くなったりする場合もあります。

また、全銘柄でもらえるわけではありません。
そこら辺は注意しておいてください。

株主優待を利用する

株主優待とは、株を購入した企業から、その企業に関する割引券や商品などを無料でプレゼントしてくれるもののことを言います。

例えば、以下のようなものがもらえます。(100株分を購入した場合)

明治明治グループの製品詰め合わせ(2,000円相当)
イオン株主優待カード2枚(半期100万円までの買上金額に対し、3%分のキャッシュバック)
日本マクドナルドホールディングス優待食事券1冊(バーガー類、サイドメニュー、ドリンクメニューの引換券各6枚)

株主優待についても配当金と同じく、株式を保有しておくだけで年に1~2回得られます

ただ、内容が変更になったりする場合もあり、全銘柄で得られるわけでもありません。

なお、米国株では株主優待はありませんが、配当金の回数が多かったり、金額が大きかったりします。

株式で配当金を得るためには

さて、不労所得のために配当金を得るには、株を購入しさえすればいいです。
何株でも問題ありません。

ただし、条件として権利確定日(決算日)に株主である必要があります

権利確定日(決済日)とは

権利確定日(決済日)とは、配当金や株主優待などを受ける権利が与えられる株主が誰なのかが確定する日のことを言います。

なので、この日までに株主になっておかなければ、そもそも配当金や株主優待が受けられません。

その権利確定日に株主であるためには、権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までに株を購入しておく必要があります

権利確定日に買ってもダメですよ!
例えば、権利確定日が12月30日だと、12月28日までに買っておく必要があるということです。

12月権利付最終日権利落ち日権利確定日
27日28日
この日までに購入
29日30日
この日に買っても意味がない
※スマホの方は右にスライドできます。

そうすることで、国内株であれば権利確定日の2~3ヶ月後、米国株であれば約1ヶ月後に配当金が支払われます

なお、権利確定日は企業によって異なります。

トヨタ自動車3月末、9月末
イオンモール2月末、8月末
楽天グループ12月末
※変更の可能性あり

なので、権利確定日を予め確認しておきましょう。
なお、権利確定日は「四季報」などで確認できます

通常、その四季報を読むにはお金がかかってしまいますが、「SBI証券」や「楽天証券」の口座を持っている人であれば、無料で読むことができます。
なので、ぜひ口座開設してみてください。


また、配当金の情報だけを見たい時は「株式配当金DB」というサイトを使うのもおすすめ!

株式で株主優待を受けるためには

株主優待を受けるためには、配当金と同様、権利確定日(決算日)に株主である必要があります

つまり、権利確定日の2営業日前に購入しておかないといけないということです。

ただ、配当金とは違い、株を購入しさえすればいいというわけではなく、多くの銘柄は100株以上購入しないと得られません

そこだけは注意しておいてくださいね!

株式で不労所得を得るのにおすすめの証券会社

次に、株式で不労所得を得るのにおすすめの証券会社について紹介していきます。

その証券会社とは、以下の3社です。

では、それぞれの証券会社について、おすすめする理由と共に説明していきますね!

LINE証券:国内株の配当金におすすめ

不労所得として「国内株の配当金」を得るのにおすすめなのは、LINE証券

そのLINE証券をおすすめする理由としては、以下の通りです。

おすすめする理由
  • 1株から購入することができる
  • リアルタイムで売買できる
  • 夜間(17:00~21:00)でもリアルタイムで売買できる
  • 取引手数料が安い
  • 3,000円相当の株がタダでもらえる

通常の証券会社であれば国内株は100株からしか購入できませんが、LINE証券は1株からでも購入できます。

また、3,000円相当の株がタダでもらえる=不労所得を無料で得られるようになるのは非常に魅力的!

このキャンペーンはいつ終了するかわからないので、早めにゲットしておくのをおすすめしますよ。


使ってみた感想等が気になる方は、【体験談あり】LINE証券を実際に使ってみた感想をリアルに紹介!をご覧ください。

楽天証券:株主優待におすすめ

不労所得として「株主優待」を得るのにおすすめなのは、楽天証券

その楽天証券をおすすめする理由としては、以下をご覧ください。

おすすめする理由
  • 売買手数料が業界最低水準(10万~20万円までの取引は115円)
  • 手数料の月間合計金額1.0%分のポイントが付与
  • 貯まったポイントは株の購入代金に使える
  • 日経新聞が読める

株主優待を得るためには、100株以上を購入することになります。

すると、購入代金は数十万や数百万円となり、手数料も大きくなってしまいます。

しかし、楽天証券であれば1.0%分のポイントが付与され、さらにはポイントも使うことができるため、その費用を最小限に抑えることができるんですよね。

そういう点でおすすめできます。

PayPay証券:米国株の配当金におすすめ

不労所得として「米国株の配当金」を得るのにおすすめなのは、PayPay証券

そのPayPay証券をおすすめする理由としては、以下の通りです。

おすすめする理由
  • 1株未満でも購入できる

多くの証券会社は1株からでないと米国株を購入できないので、大金を出さないとそもそも不労所得を得られないという状況になります。

  • グーグル:1株あたり約2,500ドル。すなわち、約27万5000円が必要(1ドル110円計算)
  • アマゾン:1株あたり約2,800ドル。すなわち、約30万8000円が必要(1ドル110円計算)
  • テスラ:1株あたり約900ドル。すなわち、約9万9000円が必要(1ドル110円計算)

しかし、PayPay証券であればどんな銘柄も1,000円からでも購入でき、大金を持っていなくても米国株で不労所得を得られるようになるんですよね。

そういう点が非常におすすめできます。

月5万円の不労所得を株式で得るには

最初の方でも述べたように、配当金の年率は2~3%ほどでした。

そこで2%とすると、月5万円の不労所得を得るには単純計算で3000万円必要ということになります。(税金は考慮していません)

そのような金額は、一般人からすれば大金ですよね。
なので、多くの不労所得を得るのは結構ハードであることは覚えておきましょう。

株式での不労所得に関する税金問題

さて、株式における不労所得には、売買益に対する税金と同様、20.315%分の税金が課せられます

なので、税金が発生する場合はちゃんと確定申告しましょう。

ただ、「特定口座(源泉徴収あり)」にしておけば税金分が天引きされるため、確定申告の必要はありません

特定口座(源泉徴収あり)とは

「特定口座」とは、証券会社が投資家に代わり、年間の売買益などを計算して「年間取引報告書」を作成する口座のこと

その中でも「源泉徴収あり」というのは、証券会社が確定申告を行い、税金を引いた分の利益を投資家に渡す口座になっています。

詳しくは、証券会社の口座の種類には何があるの? それぞれおすすめする人も紹介!をご覧ください。

ちなみに、この特定口座(源泉徴収あり)というのは口座開設時に選択できます。

株式で不労所得を得る際の注意点

最後に、株式で不労所得を得る際の注意点について説明していきます。
その注意点とは、以下のことです。

  • 損する場合がある

不労所得が得られるとは言っても、投資は投資ですから損する場合は当然あります

また、不労所得を得たとしても、株価が下落してしまえば合計金額が購入した時よりも低くなっている場合もあるんですよね。

そのような点があることは注意しておきましょう。

まとめ:株式で不労所得を得よう!

さて、本記事では、株式で不労所得を得る方法を分かりやすく解説していきました!

あらためて、本記事で述べた内容を確認しておきましょう。

  • 株式で不労所得を得るには、「配当金」と「株主優待」を利用する
  • 「配当金」を得るには、権利確定日の2日前までに株を購入しておく必要がある
  • 「株主優待」を受けるには、権利確定日の2日前までに100株以上を購入しておかないといけない(1株でもオッケイな場合あり)
  • 国内株の配当金を得るのにおすすめなのは、LINE証券
  • 株主優待を受けるのにおすすめなのは、楽天証券
  • 米国株の配当金を得るのにおすすめなのは、PayPay証券
  • 株式で月5万円の不労所得を得るには、単純計算で3,000万円が必要(年率2%運用)
  • 特定口座(源泉徴収あり)にしておけば、不労所得を得た際でも確定申告をしなくてもいい
  • 投資だからこそ、損する場合があることに注意しておく

このように、株式で不労所得を得るには、基本的には株を購入し、あとは保有しておくだけでオッケイということでした。

ほんと簡単なので、ぜひともやってみてください!

また、「投資の始め方そのものが分からないよ」という方は、大学生の投資の始め方を一挙公開!【これを読めばあなたも始められる】をご覧ください。

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