最近話題となっている投資に興味があります。
だけど、「大学生が投資をするのは危ない」という意見もあって、なかなか一歩を踏み出せません…
本当に危ないものなんですか?借金地獄になることはあるんですか?
実際のところどうなのか、詳しく教えてください!
そのような悩みを解決すべく、実際に大学生で投資をしているこの「とうシカ」が詳しく解説していきます!
結論から言うと、大学生で投資をするのは危なくありません。(もちろん、危険な行為をすれば危なくなりますが…)
むしろ、やっておいたほうがいいです。
その理由についても本記事で述べているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 大学生の投資は危ないのか、危なくないのか
- なぜ危ないと言われるのか
- 大学生から投資を始めておくといいこと
- 危険性が高まる行為
- 安全性を高めるためにすべきこと
- 比較的安全な投資
- 投資の始め方
- 投資におけるリスク
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【結論】大学生の投資は危なくない!
冒頭でも述べましたが、大学生の投資は危なくありません。
実際に僕自身借金をしていることはありませんし、むしろプラスになっているところもあります。
なお、自分が所有しているお金の範囲内で投資をする限り、借金をすることはありません。
というのも、株価はマイナスとなることはないから。
どんなに暴落したとしても、最低で0円です。
例えば、1株1万円のものを10株分購入したとします。
その後、株価が0円になったとしても、0円/株×10株=0円となりますよね。
このように、最低0円になるだけで、マイナスとなることはありません。
しかし、株において無価値になることはめったにありませんから、大学生であっても問題ありませんよ!
なぜ「大学生の投資は危ない」と言われるのか
恐らく、以下の2つのことがあるためでしょう。
- お金に関する知識が不十分だから
- 詐欺の被害に遭いやすいから
それぞれ解説していきますね。
お金に関する知識が不十分だから
確かに、大学生だとお金に関する知識は不十分です。
各種の契約は親にやってもらう人が多く、学校でも学んでこなかったから余計ですね。
そして、その状態で行うのは危ないのかもしれません。
しかし、勉強代と思えばどうでしょう。
なおかつ、0円となることはほぼありませんから、よい投資先ではないでしょうか。
投資をしていればお金に関する知識は自然と身に付いていきますから、「危ない」とまでは言えないと思います。
詐欺の被害に遭いやすいから
確かに、大学生において投資に関する詐欺の被害が多いのは事実です。
「友達に誘われて…」や「うまく断れなくて…」という人が多いと思います。
そこで、勧められたものは基本断ってください。
断ったことで関係が悪くなるようでは、それは友達とは言えません。
また、「投資の世界に絶対はない」と肝に銘じておいてください。
そうすると、詐欺に遭う確率は低くなりますよ!
大学生から投資を始めておくといいこと5選
「やっておくといいことがある」というのは、以下のようなことです。
- 複利の効果を最大限に活かせる
- 若い内からFIREが可能となる
- 失敗しても挽回がしやすい
- 経済に詳しくなる
- お金に関する知識が増える
それぞれ詳しく解説していきますね。
メリット1:複利の効果を最大限に活かせる
複利とは、利子にも利子がつくことを言います。
例えば、100万円を預けて、1年間に5%の利子がつくとします。
そうすると、1年後は105万円になりますよね。
そして複利の場合、2年後というのはその105万円に5%の利子がつき、110万2500円となるのです。
一方で、複利の対義語として知られている「単利」の場合は、元の100万円に利子がつきますから、2年後は110万になります。
そして、かの有名なアインシュタインも「複利は人類最大の発明だ」と述べられています。
学生の内からやっておけば複利が効く期間が長くなりますから、その分遅く始めた人よりも差が大きくなっていくんですよね。
やはり、時間というのは大きな武器となります。
ですので、複利を最大限に活かしたいのであれば、大学生の内から始めておくといいですよ!
メリット2:若い内からFIREが可能となる
FIREというのは、「Financial Independence Retire Early(経済的自由と早期退職)」のことで、配当金等だけで生活できるようになった状態のことを言います。
先ほど複利が大きくなると言いましたが、それによって投資額も大きくなり、若い内から配当金などの不労所得だけで生活できるようになるんですよね。
なので、自由を手に入れたければ、早めにやっておきましょう。
メリット3:失敗しても挽回がしやすい
たとえ投資で失敗したとしても、大学生であればバイトをすれば、すぐにでも回収できます。
また、体力もあり、収入も伸びていきますから、いくらでも挽回ができるんですよね。
しかし、これが30代や40代となると、回収しようと思っても体力がなく、収入もあまり伸びないことから、うまく回収できなくなってしまいます。
経験を積むという意味でもやっておくといいですよ!
メリット4:経済に詳しくなる
投資をしていると、次のようなことが気になります。
「価格が上昇したけど、なんで上がったんだろう」
「価格が下落したけど、なんで下がったんだろう」
自分のお金をかけていることもあり、余計に気になるんですよね。
それで、調べるようになり、その過程でどんどん経済に詳しくなっていきます。
実際に、ビットコインの価格が上昇したときに、なぜ上昇したか調べると、「エルサルバドルという国がビットコインを法定通貨にした」というニュースがありました。
それでもって、「エルサルバドル」についてもっと知りたいという気持ちになったんですよね。
投資をしていなかったら、この「エルサドルバドル」という国を聞きもしなかったと思います。
このように、投資をやっておくことで、経済に詳しくなります。
メリット5:お金に関する知識が増える
投資をする過程で、以下のことを考えるようになりました。
「どうしたら投資に充てられる金額を増やせるか」
「損を抑えるにはどうしたらいいか」
「投資で得た利益に対する税金はどうしたらいいのか」
そういうことを考えるうちに、お金に関する知識が勝手に増えていったんですよね。
この、お金に関する知識は国民全員が学んでおいたほうがいいことであり、数学や理科とは違い、一生使えるものです。
ですから、知識を増やすためにもやっておくといいでしょう。
【やると危ない!】大学生が投資をする際に危険性が高まる行為
「投資をするのは危なくない」と言いましたが、以下のような行為をすると、当然危険性は高まります。
- 所持金を全額ベットする
- お金を借りてする
- 他人の言われるがままに投資をする
- 運任せにする
- 「100%儲かる」と言われた商品を購入する
それぞれ詳しく説明していきますね。
①所持金を全額ベットする
投資は最悪の場合、価格が0円になってしまうことがあります。
そこで所持金を全額ベットしてしまうと、所持金が0円になってしまいます。
それでもって、生活できなくなってしまうんですよね。
それではあまりにも危険ということが分かるかと思います。
②お金を借りてする
先ほども述べたように、お金を借りてまでやってしまうと、価格が下落したときに、借りた分多くマイナスになってしまいます。
すると、最悪の場合は0円より下回り、借金となります。
それだと危険ですよね。
だからこそ、お金を借りてではなく自分のお金で行うのです。
③他人の言われるがままに投資をする
他人の言われるがままにやってしまうと、ぼったくり商品を買わされたりします。
ここで言うぼったくり商品というのは、「価格が下落し続けていて大して利益が発生しないのに、手数料がムダに高い商品などのこと」です。
このようなぼったくり商品を買わされないようにするためにも、自分でしっかり勉強しましょう。
④運任せにする
運任せにしてしまうと、ギャンブルになってしまいます。
それでは投資とは言えません。
投資とは本来、将来的に価値が見込めるものの支援をしてあげることです。
なので、下調べをしっかりし、「将来性がきちんとある」と思ったものを取引しましょう。
⑤「100%儲かる」と言われた商品を購入する
先に言っておきますが、この世には100%儲かるものはありません。
100%儲かっていたら、今頃みんなお金持ちです。
なので、100%儲かる言われたら、100%詐欺だと思ってください。
また、そういうものは購入せず、証券会社にある商品を購入しましょう。
大学生が安全性を高めるためにすべきこと8選
反対に、安全性を高めるためにすべきことを紹介していきます。
そのすべきこととは以下の通りです。
- 余剰資金で行う
- お金を借りてまでしない
- 目的をもって取引をする
- 自分で考えて取引をする
- 運任せにしない
- 長期的に運用する
- 毎月積み立てて投資する
- 分散して投資する
それぞれ詳しく解説していきますね。
①余剰資金で行う
余剰資金というのは、この先当分使わないだろうという金額です。
その金額で行えば、最悪0円になっても、生活にはあまり影響しません。
その分、投資で得られる利益は小さくなりますが、安全性を高めるためには非常に重要なので、しっかり行っておきましょう。
②お金を借りてまでしない
先ほども言ったように、お金を借りてしてしまうと、借金となる場合があります。
それでは生活できなくなってしまうんですよね。
なので、あくまでも自分が持っているお金の範囲で投資をしましょう。
③目的をもって取引をする
目的を持たない投資は、いきなり知らない街に放り出されて、ここがどこか分からない状態になっているようなものです。
それだと資金管理がうまくならず、損する確率が高くなってしまうんですよね。
ですから、「投資で何をしたいのか」「いつまでにどのくらいの利益が欲しいのか」などを考えましょう。
④自分で考えて取引をする
他の人の意見を参考にするのはいいですが、最後は自分で考えて取引をしましょう。
そもそも、人によって資金や取り得るリスクは異なります。
そこで同じようにしてしまうと、その人よりリスクが大きくなったりするんですよね。
なので、自分の頭で考えて、自分に合った取引をしましょう。
⑤運任せにしない
繰り返しになりますが、運任せとしてしまうと、ギャンブルとなってしまいます。
それでは安全性が高まるとは言えません。
このように運任せにせず、必ず「将来こうなるから、この商品の価格は上がる」などという根拠をもって取引しましょう。
⑥長期的に運用する
長い期間運用することで、リスクを減らすことができます。
引用元:MOEY TIMES 樋口壮一
このように、リスクを減らせることがわかるかと思います。
長期的に運用するのはなかなか難しいですが、きちんと行いましょう。
⑦毎月積み立てて投資する
「毎月〇万円投資する」というように、毎月積み立てて投資をすることでも、リスクを抑えらます。
そこには、「ドル・コスト平均法」という考えがあります。
このように、株価に一喜一憂せず、毎月積み立てていきましょう。
⑧分散して投資する
また、あらゆる国や企業に分散して投資をすることでも安全性が高められます。
それはどういうことでしょうか。
それには「卵は1つのカゴに盛るな」という考えがあります。
このように、複数のカゴを用意する=あらゆる国や企業に分散することで、安全性が高まるのです。
【低リスク】大学生におすすめの比較的安全な投資
さて、ここでは数ある投資の中でも比較的安全な投資を紹介していきます。
ここで言う安全な投資というのは、リスクが小さい投資のことです。
その分リターンも小さくなりますが、安全を重視するなら仕方ありません。
その比較的安全な投資というのは、以下の3つです。
- 個人向け国債
- 投資信託
- IPO投資
では、それぞれ説明していきますね。
1.個人向け国債
債券とは、国や地方次自体、企業などが投資家から資金を貸りるために発行する商品を購入して、その分の利子を受け取るもののことです。
そして、個人向け国債とは、その債券が個人向けに発行されたものを言います。
では、なぜ個人向け国債が安全なのでしょうか。
それは、個人向け国債というのは預金の延長線上にあり、満期まで持っておくと額面金額が戻ってくるからです。
このように、額面金額が戻ってくる(ある意味元本保証のようなもの)ので、比較的安全と言えます。
2.投資信託
投資信託とは、自分たちが売買するものではなく、投資のプロにお任せする投資のことです。
また、投資信託にはいろんな商品が詰め合わさっているので、勝手に分散していることになるんですよね。
このように、「投資のプロが運用している」「勝手に分散していることになる」からこそ、比較的安全な投資なのです。
投資信託を始めようと思った方は、【大学生必見!】投資信託を始めてみたいならコレを読め!をご覧ください。
3.IPO投資
IPO投資とは、上昇する前の株を購入して、一般的に上場したその日に売る投資のことを言います。
そのIPO投資が比較的安全なのは、利益が得られる確率が非常に高いのにもかかわらず、抽選に外れた場合でも返金されるからです。
しかし、購入するには抽選に当選する必要があるので、誰しも必ず購入できるとは限りません。
大学生の投資の始め方
大学生の投資の始め方は、いたって簡単です。
以下の手順に沿って行えば誰でもできちゃいます。
- どの証券会社にするか決める
- 決めた証券会社の口座を開設する
- 開設した口座に入金する
- 投資商品を選ぶ
- 実際に売買する
なお、開設などの操作はオンライン上で全ておこなえます。
詳しくは、大学生の投資の始め方を一挙公開!【これを読めばあなたも始められる】をご覧ください。
【合わせて知っておきたい】投資におけるリスク
投資はいいことだけでなく、当然リスクも伴います。
どのようなリスクかというと、以下のようなリスクです。
- 価格変動リスク
- 為替変動リスク
- 金利変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
- カントリーリスク
それぞれの意味は以下の通り。
価格変動リスク | 価格の変動により、投資に充てた金額よりも減ってしまう可能性があるというリスク |
為替変動リスク | 為替の変動により、換金時(例えばドルから円)に損失が発生してしまう可能性があるというリスク |
金利変動リスク | 金利の変動により、債券の価格が変動してしまうというリスク |
信用リスク | 株や債券を発行する国や企業の財政が悪化することにより、投資したお金が返ってこなくなる可能性があるというリスク |
流動性リスク | ある商品における出来高(ある期間中にどれくらいの取引がされたかを表す量)が極端に少なくなることにより、売りたい時に売れなくなるというリスク |
カントリーリスク | 投資先の国や地域の政治・経済状況が悪化することにより、価格が大きく変動するというリスク |
このようなリスクを知り、再び「投資は危険ものである」というイメージがついたかもしれませんが、実は貯金しているだけでもリスクはあります。
それは、「インフレ」というリスクです。
だからこそ、貯金しているだけでもリスクがあるのです。
まとめ:大学生が投資をするのは危なくない!
さて、本記事では、大学生が投資をするのは危ないのか危なくないのかについて、実際に大学生で投資をしている「とうシカ」が語っていきました!
改めて、本記事の内容を確認しておきましょう。
- 大学生の投資は危なくない(もちろん、危険な行為をすれば危なくなる)
- 危ないと言われるのは、「お金に関する知識が不十分だから」「詐欺の被害に遭いやすいから」
- 大学生の内から投資をやっておくと、複利の効果を最大限に活かすことができたり、お金に関する知識が増えたりする
- 所持金を全額ベットしたり、お金を借りておこなったりするのは危険である
- 安全性を高めるには、余剰資金でおこなったり、自分で考えて取引したりすることが大事
- 比較的安全な投資としては、「個人向け国債」「投資信託」「IPO投資」
- 投資には「価格変動リスク」や「信用リスク」などのリスクがあるのも当然
このように、大学生での投資は危ないものではないということでした。
ですから、なかなか一歩を踏み出せずにいたあなたもぜひやってみてください。
始め方については、大学生の投資の始め方を一挙公開!【これを読めばあなたも始められる】を読んでみてくださいね。