100円から始められる投資には何がある? メリットやデメリットも紹介!

投資を始めるにあたり、以下のようなことを思ったことはありませんか?

100円から始められる投資は何?
100円で始めることのメリット・デメリットは何?

100円から始めるのにおすすめの証券会社はある?
押さえておくべきポイントは?

そんな悩みを解決すべく、この「とうシカ」が、100円から始められる投資を詳しく解説していきます

結論から言うと、100円から始められる投資には、以下の4種類があります。

  1. 株式投資(単元未満株)
  2. 投資信託
  3. FX
  4. 仮想通貨

では、さっそく見ていきましょう。

100円から始められる投資4選

最初にも述べたように、100円から始められる投資は以下の4種類です。

  1. 株式投資(単元未満株)
  2. 投資信託
  3. FX
  4. 仮想通貨

それぞれ詳しく解説していきますね。

株式投資(単元未満株)

株式投資とは、企業が資金を調達するために発行する「株式」というものを購入し、その株式の価格が上昇することで利益が得られる投資です。

通常の株式投資では100株からしか購入できませんが、「単元未満株」とは1株から購入できるようになったもののことを言います。

特徴
  • 配当金がもらえる
  • 100株に到達すれば、株主優待が受けられる
  • 取引できる時間が限られている
配当金とは

会社で得た利益の一部を、株主に分配するもののことを言います。

なので、事業がうまくいけば、配当金の金額が増える場合が多いです。

なお、配当金は株式を保有しているだけでもらえます。

おすすめする人
  • 配当金をもらいたい人
  • 応援したい企業がある人
  • 将来的に株主優待を受けたい人

投資信託

投資信託については、100円から始められるということで有名ですよね。

忘れた方もいらっしゃるかと思うので、投資信託についてもう一度おさらいしておきましょう。

投資信託とは、さまざまな投資家から資金を集め、それらをまとめた上で投資のプロが株式や債券などに投資するもののことを言います。

そのように、さまざまな投資家から資金を集めるからこそ、100円という少額からでも投資できるのです。

特長
  • 分配金がもらえる
  • 個人では投資しにくい国や産業にも投資できる
  • 勝手に分散投資をしていることになる
  • 投資のプロが運用する
分配金とは

配当金と同じように、保有しているだけで保有額の〇%分がもらえるもののことを言います。
投資信託の配当金と捉えてもらえば大丈夫です。

おすすめする人
  • 時間に余裕のない人
  • これから投資を始める人
  • 本業に集中したい人
  • 投資のプロにお任せしたい人

FX

FXとは、ある国の通貨を別の国の通貨に交換し、価格変動を利用して利益を生み出す投資です。

例えば、海外旅行で1ドル100円のときに100円分をドルに換えたとします。

そして、何も買わずに海外旅行から戻ってきて、1ドル105円のときに1ドル分を円に換えたとします。

そうすると、1ドル105円ということから、105円を手にすることになります。

そのようにして元の100円が105円になったことから、5円得したことになるのです。

そのような仕組みを、インターネット上で頻繁に行うのが、FXです。

特長
  • 売りでも取引できる
  • レバレッジがかけられる
  • 平日なら24時間取引できる
レバレッジとは

自分が持っている資金の何倍以上もの資金で取引ができる仕組みのことです。

例えば、100万円の取引をしようと思ったら100万円を用意しないといけないですが、レバレッジをかけることで4万円ほどで十分になります。

ちなみに、日本の証券会社では最大で25倍かけられます。

おすすめする人
  • 自分が持っている資金以上の資金で取引したい人
  • 短時間で利益を得たい人

仮想通貨

仮想通貨とは、FXのようにある通貨をある仮想通貨に交換する、もしくはある仮想通貨を別の仮想通貨に交換し、価格変動を利用して利益を生み出す投資です。

「1BTC=500万円」とニュースや記事などで聞いて、「自分にはそんな大金は出せない」と思った方もいらっしゃるかと思います。

しかし、実際には1BTC未満でも取引することができるのです。

特長
  • 24時間365日取引できる(※メンテナンスを除く)
  • 値動きが激しい
  • できて数年しか経っていない
おすすめする人
  • いつでも取引したい人
  • 比較的短期間で多くの利益を得たい人

100円から始めることのメリット

ここで、100円から投資を始めることのメリットを紹介します。
そのメリットとは、以下の通りです。

  • 手軽に投資における自身の心理状態などが学べる
  • 損失が出ても、小額なので安心
  • 失敗しても、再びやり直せる
  • さまざまな投資を試すことができる

それぞれ見ていきましょう!

手軽に投資における自身の心理状態などが学べる

たとえ100円でも、きちんとお金をかけていることから、自身の心理状態が変化します

実際に、僕自身「やばい、損失が出ている」という心理状態に陥りました。

そういうのを100円でもあらかじめ学べることで、実際に大きな金額で取引する際にも役立つのでおすすめです。

損失が出ても、小額なので安心

100円だからこそ、損失が出たとしても、せいぜい何十円程度です。
なので、安心して取引ができるんですよね。

ですから、いろんな投資方法を試してみるといいでしょう。

失敗しても、再びやり直せる

損失が小さいからこそ、失敗したとしても、再びやり直せます

そこで大きい金額でやってしまうと、損失も大きくなってしまい、やり直せなくなる可能性が高くなるんですよね。

そういう面でも、100円から始めるのは優れています。

さまざまな銘柄に投資できたり、いろいろな投資を試すことができる

100円だからこそ、さまざまな銘柄に投資できたり、いろんな投資を試すことができます。

結果的に分散投資を行っていることになり、リスクヘッジにもなります。

一方で、10万円からとかだと大きな資金が必要となり、分散させるのは困難ですよね。

100円から始めることのデメリット

続いて、デメリットを紹介していきます。
そのデメリットとは、以下の通りです。

  • 得られる利益が小さい
  • 手数料が割高になってしまう場合がある

では、それぞれ見ていきましょう。

得られる利益が小さい

投資で得られる利益は大体3%や4%ほどなので、100円だとせいぜい何円や何十円です。
それだと、うまい棒ぐらいしか買えません。

やはり、得られる利益を大きくするにはレバレッジをかけたり、積み立てていったり、入金力を高めていくしかないです。

手数料が割高になってしまう場合がある

手数料で言えば、〇円まで〇円というように、範囲を設定している証券会社が多いです。

そこで100円から投資してしまうと、手数料の方が高くなってしまう可能性があります。
このことは、頭に入れておきましょう。

それぞれおすすめする証券会社・仮想通貨取引所

ここで、100円から始められる、それぞれの投資におすすめする証券会社と仮想通貨取引所を紹介していきます。

その証券会社・仮想通貨取引所とは以下の通りです。

  • 株式投資(単元未満株)なら、「SBIネオモバイル証券」
  • 投資信託なら、「楽天証券」
  • FXなら、「MATSUI FX」
  • 仮想通貨なら、「bitFlyer」

それぞれ詳しく説明していきますね。

株式投資(単元未満株)なら、「SBIネオモバイル証券」

※スマホの方は、スライドできます。

入金手数料振込入金:各銀行の振込手数料
即時入金:0円
出金手数料0円
取引手数料1ヶ月の約定金額の合計が50万円以下:月額220円
(毎月200ポイントがもらえるので、実質20円)
取引時間0:00~7:00:当日前場始値
7:00~10:30:当日後場始値
10:30~13:30:当日後場終値
13:30~24:00:翌営業日前場始値
取扱銘柄東証上場銘柄
前場:午前(9:00~11:30)の取引
後場:午後(12:30~15:00)の取引

SBIネオモバイル証券とは、2019年の4月からサービスを開始した比較的新しい証券会社です。

そんなSBIネオモバイル証券では、モバイルでの利用に特化しています。

おすすめする理由
  • 東証上場銘柄すべてに1株から投資できる
  • 利用料を払えば取引毎に手数料がかからない
  • Tポイントを利用できる
  • 24時間注文できる

投資信託なら、「楽天証券」

※スマホの方は、スライドできます。

入金手数料振込入金:各銀行の振込手数料
リアルタイム入金:0円
出金手数料0円
投資信託の本数2678本
ノーロードファンド2678本
NISA
つみたてNISA
177本
貯まるポイント楽天ポイント
使えるポイント楽天ポイント
ノーロードファンドとは

買付時の手数料が無料の投資信託のことです。
ただし、保有中にかかる信託報酬や売却時にかかる信託財産留保額はあります。

楽天証券は、楽天市場などでもおなじみの、「楽天グループ株式会社」が運営しています
SBI証券に次いで、人気の証券会社です。

おすすめする理由
  • 投資信託のすべてがノーロードファンド
  • 楽天ポイントが使える
  • 投資信託の本数が多い
  • つみたてNISAを適用できる本数が多い
  • ポイントが貯めやすい

FXなら、「MATSUI FX」

※スマホの方は、スライドできます。

入金手数料振込入金:各銀行の振込手数料
定期入金:0円
即時入金:0円
らくらく振替入金:0円
出金手数料0円
※即時出金の場合は1回あたり330円
取引手数料スプレッド分のみ
取扱通貨数10個
レバレッジ1倍、5倍、10倍、25倍
取引時間(夏時間)月曜日:7:00~翌5:55
火曜日~金曜日:6:10~翌5:55
取引時間(冬時間)月曜日:7:00~翌6:55
火曜日~金曜日:7:10~翌6:55
夏時間:3月中旬~11月上旬
冬時間:11月上旬~3月中旬

MATSUI FXとは、松井証券が提供しているサービスです。

そんなMATSUI FXでは、他のFX口座の中では数少ない1通貨から購入できるサービスを提供しています。

おすすめする理由
  • 1通貨(1ドル100円であれば、100円)から購入できる
  • レバレッジをかければ、約5円から購入できる
  • レバレッジ率を選べる
  • スプレッドが業界最狭水準

仮想通貨なら、「bitFlyer」

※スマホの方は、スライドできます。

取扱通貨数21種類
最小注文数量販売所:0.00000001BTC(0.05円※)
取引所:0.001BTC(5,000円※)
入金手数料銀行振込:各銀行の振込手数料
クイック入金:無料~330円
コンビニ入金:330円
出金手数料220円~770円
取引所手数料約定数量×0.01〜0.15%
販売所手数料スプレッド分
※1BTC=500万円の場合

bitFlyerとは、過去にビットコインの取引量で国内1位※1を獲得したことのある国内最大級の仮想通貨取引所です。

CMでもおなじみのCoincheckに続き、人気の仮想通貨取引所と言えるでしょう。

※1 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2020年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)

おすすめする理由
  • 100円だけでなく、10円からでも、1円からでも購入できる
  • 取り扱っている銘柄が多い
取引所とは

ユーザー同士で取引を行う場所のことです。

そんな取引所では、自分が買いたい価格で購入することはできますが、販売所に比べて取引が複雑になっています。

販売所とは

業者を相手に取引を行う場所のことです。

そんな販売所では、買いたい時にすぐ購入することはできますが、スプレッドという実質的な手数料が取られます。

仮想通貨取引所とは

仮想通貨が売買できる場所のこと
株や債券の取引ができる証券会社とは異なります。

100円から始める際に押さえておくべきポイント

最後に、100円から投資を始める際に押さえておくべきポイントを紹介しておきます。
そのポイントとは、以下の通りです。

  • 100円でも、元本の保証はない
  • FXと仮想通貨には非課税制度がない

それぞれ解説していきますね。

100円でも、元本の保証はない

たとえ100円であっても、投資であることから、元本の保証はありません。

ですが、100円だと損失が出ても少額なので、あまり気にすることはないかと思います。

FXと仮想通貨には非課税制度がない

FXと仮想通貨には、「NISA」や「つみたてNISA」のような非課税制度はありません。

また、証券会社が確定申告を行ってくれる源泉徴収制度もないです。

なので、ある一定金額以上の金額が発生したら、税金がかかることに注意しておきましょう。

ある一定の金額以上の金額とは
  • 扶養に入っていない人であれば、1年間に得られた利益(副業などで得られた利益も合わせて)が20万円を超えたら
  • 扶養に入っている人であれば、48万円を超えたら

まとめ:さっそく100円から始めてみよう!

では、本記事で紹介したことをまとめていきましょう!

  • 100円から始められる投資には、「株式投資(単元未満株)」「投資信託」「FX」「仮想通貨」がある
  • 100円からの投資は得られる利益は小さいが、損失も小さい
  • 株式投資(単元未満株)におすすめするのは、SBIネオモバイル証券
  • 投資信託におすすめするのは、楽天証券
  • FXにおすすめするのは、MATSUI FX
  • 仮想通貨におすすめするのは、bitFlyer

メリットでも述べましたが、100円から始める投資は、失敗したとしても再びやり直せます

なので、損失分は勉強代だと思って、さっそく始めてみましょう!

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