最近よく聞くけど、「ブロックチェーンゲーム」ってなんなの?
既存のゲームとどんな違いがあるの?
てか、そもそも「ブロックチェーン」ってなに?
わけわかめだから教えて~!
そのような疑問を解決すべく、本記事では、実際にブロックチェーンゲームを行っている僕がブロックチェーンゲームについて詳しく解説していきます!
また、以下の項目を基に説明していきます。
- ブロックチェーンゲームとは何か
- ブロックチェーンとは何か
- 既存のゲームとの違い
- ブロックチェーンゲームの課題
- どのようなゲームがあるか
- 必要なものは何か
本記事を読めば、少なくとも周りの人よりかはブロックチェーンゲームに詳しくなれるので、ぜひ最後までご覧ください。
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ブロックチェーンゲームとは
ブロックチェーンとは、ブロックチェーン技術を用いた最先端のゲームのことです。
既存のゲームと同じように、パソコンやスマホで簡単にできます。
また、既存のゲームではできなかったことができます。
具体的には、以下の通りです。
- キャラクターやアイテムを残すことができる
- 稼ぐことができる
- 異なるゲームでも使うことができる
- キャラクターやアイテムを売買または交換できる
これについては、目次にある「既存のゲームとの違い」で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
そもそもブロックチェーンとは
「ブロックチェーン技術を用いたゲーム」と言われても、そもそもブロックチェーンについて知らないと思うので、説明していきますね。
ブロックチェーンとは、簡単に言えば、データを安全に保管できるようになったシステムのことです。
以前は、1つの機関が取引情報や顧客情報などのデータを取り扱っていて、安全とまでは言えませんでした。
しかし、ブロックチェーンは1つの機関ではなく各ノード(ブロックチェーンのネットワークに参加するコンピュータのこと)に分散させているため、安全に保管できるようになりました。
図で表すと、以下のようになります。
左側がブロックチェーンで、右側が従来の1つの機関で取り扱うシステムです。
この図から分かるように、ブロックチェーンは一部のノードで障害が起こっても、他のノード同士は繋がっていますよね。
だからこそ、安全と言えるわけです。
詳しくは、【初心者向け】ブロックチェーンを5分でわかりやすく解説をご覧ください。
既存のゲームとの違い
では、ブロックチェーンゲームは、既存のゲームと比べて違いはあるのでしょうか。
実は、結構な違いがあります。
その違いとは、以下の通りです。
- チートができない
- キャラクターやアイテムが残る
- 異なるゲームでも使うことができる
- キャラクターやアイテムを売買または交換できる
- 稼ぐことができる
では、それぞれ説明していきますね。
チートができない
ブロックチェーンゲームは、チートを行うことができません。
そのチートができないのは、まさにブロックチェーンによります。
ブロックチェーンはデータが各ノードに分散されていましたよね。
ですから、チートをしても、各ノードに分散されているデータと照合することで、書き換えられたことがすぐに分かるのです。
このように、ブロックチェーンゲームはチート行為を行っても、すぐにバレてしまいます。
逆に、チートができないということは、もうチートに悩まされることはないということになるので、快適にプレイができるでしょう。
キャラクターやアイテムが残る
ブロックチェーンの特長として、データの紛失がないことが挙げられます。
なぜデータの紛失がないかというと、自分のデータが他のノードにも記録されているからです。
データの紛失がないからこそ、サービスが終了しても、キャラクターやアイテムがブロックチェーン上に残るんですよね。
別のゲームでも使うことができる
別のゲームでも使うことができるのは、キャラクターやアイテムが「トークン」としてブロックチェーン上に残っているからです。
そのトークンを別のゲーム上で引き換えることによって、前のゲームと同じようなレベルや強さのキャラクターやアイテムを使うことができるというわけです。
キャラクターやアイテムを売買・交換できる
ブロックチェーンゲームにはマーケットが存在し、そこでキャラクターやアイテムを売買・交換できます。
既存のゲームは、データの売買はできるけど、個々のキャラクターやアイテムを売買できなかったと思います。
それが、ブロックチェーンゲームでは簡単に行えるようになったのです。
また、キャラクターやアイテムの売買・交換を応用して「安く仕入れて高く売る」というせどりも行うことができるのもブロックチェーンゲームならではです。
稼ぐことができる
売買ができるからこそ、稼ぐことができます。
実際に、希少性の高いキャラクターやアイテムを売ったことで、大金を手にした人もいます。
他にも、自分が有名プレイヤーになることでも稼ぐことができます。
それは、プレイ動画をYouTube上に上げるからではなく、キャラクターやアイテムそのものの価値が上がるからです。
今までは、「自分が持っているこのキャラクター、あの有名プレイヤーが使ってたよ」と言っても証明できませんでした。
しかし、ブロックチェーンゲームは、それぞれのキャラクターやアイテムに固有のIDなるものがあり、証明できるようになったのです。
それでもって、価値が付き、高く売れ、稼ぐことができるようになりました。
よく、マイケルジョーダンが履いていたバッシュなどは、高値で取引されていますよね。
そのような感じです。
ここで、既存のゲームとの違いを表でまとめてみると、以下のようになります。
既存のゲーム | ブロックチェーンゲーム |
---|---|
チートができる | チートができない |
キャラクターやアイテムが残らない | キャラクターやアイテムが残る |
別のゲームでは使うことができない | 別のゲームでも使うことができる |
キャラクターやアイテムを売買または交換できない | キャラクターやアイテムを売買または交換できる |
稼ぐことができない | 稼ぐことができる |
ブロックチェーンゲームの課題
ブロックチェーンはいいことだけではなく、もちろん課題もあります。
その課題というのは、以下の通りです。
- ゲームの種類や人口がまだまだ少ない
- 内容が複雑
では、それぞれ見ていきましょう。
ゲームの種類や人口がまだまだ少ない
ブロックチェーンゲームは以前よりも認知されてきたものの、まだまだゲームの種類や人口が少ないです。
なので、やりたいゲームが見つからないかもしれません。
また、人口が少ないからこそ、自分の持っているキャラクターやアイテムが欲しい人が現れず、なかなか売れない可能性もあります。
その点は頭に入れておいてください。
内容が複雑
ブロックチェーンゲームは、ゲームをすること自体は既存のゲームと同様に簡単です。
しかし、売買などをするとなると、「ブロックチェーン」や「仮想通貨」などの言葉が出てきて、初心者は理解しにくいです。
また、ゲームを開発する側にとっても難しいものとなっています。
というのも、ブロックチェーンの構造自体も複雑で、理解するのに時間がかかるからです。
しかし、この点については、どんどん改善されていくと思います。
どのようなゲームがあるのか
さて、ブロックチェーンゲームにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、比較的有名なものを3つ紹介していきます。
そのゲームとは、
です。
では、それぞれ説明していきますね。
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)
引用元:マイクリプトヒーローズ公式ホームページ
マイクリプトヒーローズは、世界一の売り上げとユーザー数を誇るゲームとなっています。
また、ゲームのジャンルはRPGゲームであり、クエストを進めたりプレイヤー同士で対戦することもできます。
レアキャラやレアアイテムを手に入れることで高く売れ、稼ぐことができるでしょう。
Crypto Spells(クリプトスペルズ)
引用元:PR TIMES
クリプトスペルズは、日本最大級のブロックチェーンゲームとなっています。
また、ゲームのジャンルはカードゲームで、自分オリジナルのカードも作ることができます。
実際にあるトレーディングカードのような感じで、発行枚数が少ないレアカードを持っていれば高く売れ、稼ぐことができるので、ぜひプレイしてみてください。
Crypto Kitties(クリプトキティーズ)
引用元:BITDAYS
クリプトキティーズとは、ネコを交配して新しいネコを生み出すゲームです。
珍しいネコを生み出すことができれば高く売れ、稼ぐことができます。
最近では、「ドラゴン」と名付けられたネコが約2000万円もの高値で取引されました。
ブロックチェーンゲームに必要なもの
ブロックチェーンゲームを遊ぶには、いくつか必要なものがあります。(ただし、必要でない場合もあります)
その必要なものとは、以下の3種類です。
- イーサリアム(キャラクターやアイテムを購入する場合)
- MetaMask(必要のない場合あり)
- PCかスマホ
では、それぞれ説明していきます。
イーサリアム(キャラクターやアイテムを購入する場合)
キャラクターやアイテムを購入する場合には「イーサリアム」が必要となってきます。
イーサリアムとは、仮想通貨の一種であり、ブロックチェーンゲーム上での通貨となります。
既存のゲームでは、日本円を使って魔〇石やオ〇ブなどのゲーム内通貨を買っていたと思います。
その日本円が、ブロックチェーンゲームではイーサリアムに変わったのです。
既存のゲーム | ブロックチェーンゲーム | |
ゲーム内通貨 | 日本円 | イーサリアム |
キャラクターやアイテムを購入する場合なので、キャラクターやアイテムを購入しない、すなわち課金しないのであれば、イーサリアムは必要ありません。
「仮想通貨取引所」というのは、CMでもやっているコインチェックなどのことを言います。
詳しい口座開設方法や購入方法については、【完全保存版】仮想通貨を購入するには? 口座開設から取引までを徹底解説をご覧ください。
MetaMask(必要のない場合あり)
MetaMaskとは、仮想通貨を保管するための、言わばお財布のようなものです。
デジタル上のお財布と思ってもらえれば大丈夫です。
なぜ必要かと言うと、仮想通貨はデジタル上にのみ存在していて、財布もデジタル上にないと保管できないからです。
なので、導入が必要か否かよく確認しておきましょう。
PCかスマホ
ブロックチェーンゲームはインターネット上のゲームなので、当然インターネットに繋がったPCかスマホが必要です。
アプリ版もあるブロックチェーンゲームも増えているので、スマホでやるのをおすすめします。
まとめ:ブロックチェーンゲームは次世代のゲームである!
さて、本記事では、ブロックチェーンゲームとは何かについて初心者でも分かるように解説していきました!
本記事の内容を改めて復習しておきましょう。
- ブロックチェーンゲームとは何か
→ブロックチェーン技術を用いた最先端のゲームのこと - ブロックチェーンとは何か
→データを安全に保管できるようになったシステムのこと - 既存のゲームとの違い
→キャラクターやアイテムを他のゲームでも使うことができたり、稼いだりすることができる - ブロックチェーンゲームの課題
→ゲームの種類や人口がまだまだ少なく、内容も複雑 - どのようなゲームがあるか
→「My Crypto Heroes」や「Crypto Spells」、「Crypto Kitties」がある - 必要なものは何か
→イーサリアム、MetaMask、PCかスマホ
まだまだたくさんの課題はあるものの、ブロックチェーン自体はかなり優れた技術なので、これからもっと発展していくと思います。
なので、これを機会にぜひブロックチェーンゲームで遊んでみてください。
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