社会保障とは? その言葉の意味を簡単に解説!

社会保障について学ぶにあたり、

社会保障は簡単に言えば何なの?
わかりやすく教えて!

と思ったことはないでしょうか。

そこで、この記事では、

  • 社会保障とは何なのか
  • 社会保障の4つの柱
  • 社会保障の問題点

について解説していきます。

では、早速みていきましょう。

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社会保障とは?簡単に言うと?

社会保障とは、簡単に言うと個人では支えきれないリスクが起こっても、最低限度の生活が送れるように国民が一丸となって支えあう仕組みのことです。

別の言葉で言うと、社会保障は最低限度の生活が送れなくなる前のセーフティーネット(安全網)の役割を果たします。

また、社会保障のすべては、「健康で文化的な最低限度の生活」を営めることが元となっています。

社会保障の4つの柱とは

社会保障というのは、4つの柱から成り立っています。

その4つの柱というのは、

  1. 社会保険
  2. 社会福祉
  3. 公的扶助
  4. 公衆衛生

です。

それぞれ解説していきますね。

1.社会保険

社会保険とは、例えば「ケガをして仕事ができない」という不都合に答える制度のことです。

また、その仕組みは、あらかじめ保険料を払っておき、リスクが起きた人に支給されるということです。

もし、入院費や医療費を個人で負担しようとすると膨大になってしまいますよね。

そのような負担を軽くするために社会保険があるのです。

社会保険に該当するのは、

  • 医療保険
  • 年金保険
  • 介護保険

です。

また、社会保険は社会保険料と税金で賄われています。

2.社会福祉

社会福祉とは、例えば「体が不自由で一人ではなかなか生活できない」という不都合に答える制度のことです。

社会福祉では、保育施設や高齢者福祉施設なんかを提供しています。

また、社会福祉に該当するのは、

  • 児童福祉
  • 高齢者福祉

です。

さらに、社会福祉は税金で賄われています。

3.公的扶助

公的扶助とは、「自分の力だけでは生活できない・何もお金がなかったら生活できない」という不都合に答える制度のことです。

こう言われてみれば、社会福祉と似ているでしょう。

また、公的扶助に該当するのは、

  • 生活保護

です。

さらに、公的扶助も税金で賄われています。

4.公衆衛生

公衆衛生とは、「衛生環境が悪く、健康に過ごせない」という不都合に答える制度のことです。

また、公衆衛生に該当するのは、

  • 予防接種
  • 感染予防

です。

さらに、公衆衛生も税金で賄われています。

ここで、表にまとめてみると、以下のようになります。
※スマホの方は右にスライドできます。

社会保険社会福祉公的扶助公衆衛生
例えばどのような不都合に応えるのかケガをして仕事ができない体が不自由で一人ではなかなか生活できない自分の力だけでは生活できない
何もお金がなかったら生活ができない
衛生環境が悪く、健康に過ごせない
該当するもの医療保険
年金保険
介護保険
児童福祉
高齢者福祉
生活保護予防接種
感染予防
財源社会保険料
税金
税金税金税金
※右にスライドできます。

社会保障の問題点とは?

ではここで、社会保障の問題点について説明していきます。

その問題点とは、

  • 少子高齢化社会による財源の不足

です。

では、詳しく説明していきます。

少子高齢化社会による財源の不足

今の日本は少子高齢化社会です。

なので、今後も社会保障(年金保険・介護保険・高齢者福祉)を利用する高齢者が増えることが予想されます。

また、その社会保障費のほとんどが税金ですから、大部分を若者が賄わないといけません。

しかし、今後はその若者が減っていき高齢者の割合が増えるからこそ、若者一人当たりの負担する額が膨大になっていくのです。

そして、いずれ不足していくということが社会保障の問題となります。

まとめ:社会保障とは、みんなが支えあう仕組みのこと!

社会保障とは、簡単に言うと個人では支えきれないリスクが起こっても、最低限度の生活が送れるように国民が一丸となって支えあう仕組みのことでした。

また、社会保障には4つの柱があり、その4つの柱とは、

  1. 社会保険
  2. 社会福祉
  3. 公的扶助
  4. 公衆衛生

でしたね。

社会保障によって最低限度の生活は保障されているので、最悪死にはしません。
その点については、ぜひ頭に入れておいてください。

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